ももてぃの「失われた時を求めて」再読日記

文学に関しては完全な素人です。岩波文庫で読んでいます。一応、1ヶ月1巻ペース

2021-01-11から1日間の記事一覧

3巻<花咲く乙女たちのかげにⅠ>p308-338.

今日の箇所は、色々と面白かったです。 ベルゴットの知的な懐の深さが描き出されていますが、主人公にとってベルゴットは知的な面での父という感じの存在になっているのかなと思いました。 医者をめぐるベルゴットと主人公の考え方の違いも、本筋には関係な…

3巻<花咲く乙女たちのかげにⅠ>p277-308.

今月はいいペースできている気がします。 4巻が比較的長いようなので、今月中に4巻を読み始めてもよいのかなと思います。 ベルゴットに関する考察に付随して、プルーストの芸術家観が伝わってくる所もあり、難解ですが興味深いですね。今回の箇所では、天才…