ももてぃの「失われた時を求めて」再読日記

文学に関しては完全な素人です。岩波文庫で読んでいます。一応、1ヶ月1巻ペース

2021-01-04から1日間の記事一覧

3巻<花咲く乙女たちのかげにⅠ>p56-96.

今回は、主人公がラ・ベルマの「フェードル」を観に行くシーンがあります。 この小説の中で、想像の中で期待が膨らむ→現実に触れて幻滅する→再び魅力を見出す、みたいなことが繰り返されている気がします。主人公のラ・ベルマに対する態度も、そんな感じです…

3巻<花咲く乙女たちのかげにⅠ>p23-56.

3巻に入りました。 スワンの大恋愛や主人公の初恋が描かれた2巻に比べるとゆるっとした雰囲気を感じます。 今日の箇所は、新たな登場人物ノルポワ氏の紹介がメインでした。 元大使で社交性があり、主人公の父親に「(主人公に)ラ・ベルマを聴かせてやるべき…