4巻<花咲く乙女たちのかげにⅡ>p422-452.
今日の箇所は、ずっとエルスチールのアトリエの場面でした。
エルスチールの画家としての素晴らしさは、教養に裏打ちされた知性の持ち主でありながら、知性のもたらすものを脇において描こうとするところにあるようです。
この作品ってたまにテレビドラマ的な展開があるような気がしますが、主人公が恋い焦がれる娘たちは、エルスチールのアトリエをよく訪れており、のちに主人公が恋に落ちるアルベルチーヌも、その1人のようです。
それを知るやいなや、主人公にとって、威光のある画家エルスチールも娘たちとの橋渡し役として必要な存在に過ぎなくなります(笑)
色々読み飛ばした部分もあり、今日は以上です。