3巻<花咲く乙女たちのかげにⅠ>p156-186.
今月は先月のようにならないよう、余裕をもって読み進められている気がします。
ジルベルトに取っ組み合いをしかける主人公の下心…ここは印象に残りそうなものだけど、忘れていました。主人公ってものすごくデリケートな感じがするけれど、急に大胆な行動に出ますよね。
シャンゼリゼで遊んで体調を崩す子供が出ているという話で、主人公も大変な体調不良に陥ります。当時、実際にこういうことがあったのでしょうか?
主人公が病弱っぽいのは、記述からするとやはり作者のプルーストと同じく喘息的なものなのっぽいのかなと思いました。
ここで、主人公の初恋に急展開があります。
偶然が積み重なって、ジルベルトのおやつの会に招かれるようになったのです。偶然とはいえ、ブロックとコタールはグッジョブですね。主人公が夢みて恋い焦がれていたジルベルトの生活の中へと導いてくれたのですから。
それにしても、当時は、こうやってお金持ちの子供が大人を真似て、サロンごっこのようなことをやっていたのでしょうか。私は大人ですが、スイーツの出てくるおやつのサロンはちょっと行ってみたい気がします。
この調子で頑張ります。